2026.02.19
転回
-157-
本日もあけました!
天地がひっくり返るような経験をされたこと、ありますか?
天地とまでは言わなくても、また自分自身でなくとも、180度評価がガラッと変わる手のひら返しの光景を目の当たりにしたことは少なからずあると思います。
身近な友達・先生・上司・監督・コーチ、メディア、あるいは親類から見も知らぬ人に至るまで、様々な関係や場面においてあるでしょう。わかりやすいのは、スポーツの世界です。結果がすべてと言われますが、「勝てば官軍負ければ賊軍」とばかり、周りの期待値が高ければ高いほど、それに応えられなかった時の落胆から、応援者だったはずのファンからも批判の声が挙がることはザラです。時には見放され、人が離れていくようなことさえあります。またその逆も然り。個人的には、それは本当のファンと言うのだろうかとも思いますが、人間は勝手な先回りの期待値に対して生じた大きなギャップに、他人にも自分にも賞賛と非難のジェットコースター的展開をしてしまうものです。
それが、個人や組織のレベルを超えた国レベルで起きることもあります。かつての日本においても、戦後一夜にして世の中がまったく変わってしまったという話も伝え聞いたことがありますよね。さらには、自然界の激変として氷河期のような地球規模での出来事だって、ある意味そうでしょう。
つまり、人類は幾度となく大小様々な経験を歴史的にも日常的にも重ねているはずなのに、それでもなお、手のひら返しを繰り返し続ける不思議な生き物です。そして今この瞬間もそうだと感じています。
もう20年以上前に、レイ・カーツワイル氏が著書で2045年頃に「シンギュラリティ(技術的特異点)」が到来するという説を唱えたことが広く知られていますが、今では2030年頃とも2026年(今年?!)とも言われています。科学技術の指数関数的な進化によるものとして、昨今では主にAI(人工知能)がその代表格として、世の中の急速な変化を生み出しはじめています。それでもなお、変化を見て見ぬふりなのか、それほどには変わらないと信じたいのか、自ら変わろうとする人は少ないように感じます。
今日2月19日は、ポーランドの天文学者ニコラウス・コペルニクスの誕生日に由来する「天地の日」です。当時、”常識”とされていた「天動説」を覆す「地動説」を提唱したことで有名ですね。
これを意訳した例え話として当てはめて、これからのあたらしい時代は「地動説」と唱えてみます。己の地力を発揮して動いていく生き方が重要ではないかとの説です。一方、従来通りの「天動説」は、天(社会)の動きが今まで通り続くと信じ、社会に身を任せる前時代的な生き方。さて、コペルニクス的転回が起きる前夜に、果たして「天動説」のままで大丈夫でしょうか。特にこれからを生きるこどもたちの10年後を考えた時、本当に今のまなびで良いのか。偏差値・学歴・就職・・・???
その時になって、平気で手のひら返しをするような大人であってはなりません。
ここはひとつ、コペルニクスの誕生日にあやかり、常識だと強く囚われている思考を転回し、あたらしい生き方の展開にちゃんと目を向けて熟考するのがよさそうです。
ご一読いただきまして、ありがとうございました
それではみなさま、よいあけがたを!
