2026.01.27
日
-141-
本日もあけました!
1月27日は、国旗制定記念日です。1870年(明治3年)、太政官布告の商船規則によって「日の丸」が国旗として制定されたことによるそうです。
ただ、実際に「国旗及び国歌に関する法律」が公布・施行されたのは、1999年(平成11年)8月13日という、かなり最近のことでした。
日本の国旗にまつわる歴史的な経緯は、そのデザインや意味など紐解いていくと面白いので、ぜひ調べてみて欲しいと思いますが、ここではそれらを紹介しきれませんので、あえて違う観点の「個人的見解」を述べさせていただきます。
日本の国旗と聞けば、だれもが「日の丸」「赤と白」を思い浮かべると思いますが、法律上では以下のように定められています。
<国旗及び国歌に関する法律(平成11年法律第127号)>より抜粋
日章旗の制式
1.寸法の割合及び日章の位置
縦 横の三分の二
日章
直径 縦の五分の三
中心 旗の中心
2.彩色
地 白色
日章 紅色
素朴な疑問としては、「日」=太陽であるなら、「丸」であることは周知の事実であり、「日」の「丸」は二重表現にも感じます。また、歴史的に人の名前やお城、船など「丸」は馴染み深く、愛称として「日の丸」と言いたくなるのもわかりますが、それではあまりにも「白」が可哀想ではないかと。要は、「赤丸」のことを「日の丸」と呼んでいるのであって、完全に「白」は触れられていないではないですか。
で、さらにそもそものツッコミをすると、実は「赤丸」でもないんです。上述の制式の通り「紅色」ですから「紅丸」なんです! そしてここに入り込むと、もう混乱の極みに陥ります。なぜなら、運動会など「紅白対抗リレー」と言いながら、「赤組」「白組」と言いますから。どうして「紅組」じゃないの?
”Why Japanese people~?!” です。
そもそもを畳みかけると、太陽は別に赤いわけでもなく、光の輝度としては黄色・黄金、もっと言えば白系に見える時間帯の方が長い(空が赤くなる明け方・夕方以外)と思います。でも、絵を描くときは幼い時分から「太陽=赤」と”決まって”いる。これは日本人に強く刷り込まれている固定観点とでも言えそうですね。
空の色も太陽の色も、その土地や時間帯、日々の天候によっても見え方は異なる上、人の感じ方によっても映り方は様々。日本人のアイデンティティに少なからず影響を及ぼすであろう国旗によって、「日」=「赤」という強烈なバイアスとして深く刻み込まれていることを自覚する必要がある気がしてきます。日本人の金太郎飴的な教育、横並びの体質、異質に対する排他的意識など、実はそれらの根底にある象徴的なものかもしれないと。(余談ですが、旦のロゴも当初、赤ではない色も検討しましたが、太陽に限らない意味も込めて最終的には赤を選びました)
と、やはり「赤」の話ばかりになっていたら、ふと「白」からの強い抗議のメッセージを感じました。「日ノ丸」としてみると・・・「日」+「ノ」で「白」!? 「日ノ丸」は、逆に「白丸」だということに気づいてくれない? と、強烈な主張が隠れていることに気づいてしまいました。(笑)
真っ白な「白」の地があってこそ引き立つ「紅」なのは間違いないですからね。やはりバイアスとなる色眼鏡を外して、白日のような曇りのない心で感じる必要があるのでしょう。
ご一読いただきまして、ありがとうございました
それではみなさま、よいあけがたを!
