2025.12.18
ラップ
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本日もあけました!
”HipHopアクティヴィスト”の「Zeebra」さんとお話をさせていただく大変貴重でありがたい機会に恵まれました。きっかけは8月18日放送のNHKスペシャル「戦火の時代に紡ぐ歌 PASS THE MIC」を観たことでした。
番組内では、戦火に生きる各国のラッパーたちとZeebraさんが交流し、当初は戦争に直面する海外のラッパーと共にマイクリレー形式で歌う構想があったものの、特定の国と組むことに対しては厳しい反応がありました。それでも「音楽でつながる」道を模索しながら歌を紡ぎ出した、舞台裏と葛藤の記録・・・というものでした。
それを観た時、自身が取り組んでいる「ねこだま」の場づくりにおいて、常々こどもたちに広い世界を知って欲しい、そして多くのこども同士やおとな、企業など社会全体とつながって分け隔てなくそれぞれに自分の強みや好き、得意を目一杯伸ばしてほしいと考えていた点と重なって見え、たとえば不登校生などがこのような素敵なおとなとの出会い、ラップを通じた歌詞を紡ぐ経験などによって、だれにも言えなかった内なる想いを発露できたり、改めて自分の本当の気持ちに気づけたり、あるいは不登校というレッテルをなくしていけるような豊かな”まなびそだち”の実現をご一緒できたら素晴らしいな、と勝手に妄想していたのでした。
Zeebraさんは1995年にキングギドラのフロントマンとしてデビューして以来、これまで日本のヒップホップシーンを牽引し、今年30周年を迎えられた独自の道のりは、”HipHopアクティヴィスト”の名に相応しく、今では慶應義塾大学にて現代芸術の講師として教鞭を執るなど幅広い活動をされています。そんな折、今回登壇されるシンポジウムの情報に触れ、ぜひ聴講したい! と即申込んで参加したのですが、まさかの予定になかった懇親の機会が生まれ、お話をさせていただく幸運に恵まれたのでした。(講演はとても刺激的な内容で、しかも歌詞をご説明いただく際に、生歌で実演披露してくださる場面が何度もあり、本当に感激ものでした!)
いじめ撲滅チャリティーソングや高校生RAP選手権といった、まさに全方位的な取り組みをされている中、いじめっ子といじめられっ子、中には不登校生なども参加し、ラップを通じて互いに友情が芽生えることにつながったというようなリアルなお話を直に伺うことができ、ぜひいつかご一緒できればと言葉を交わさせていただきました。
厳しい環境に置かれているこどもたちが、普段は口にしにくかったり、そのまま発すると鋭すぎる言葉に聞こえてしまったりすることでも、作詞や作曲を通じて紡いだ言葉や想いをリズムにのせていければ、自分や社会や世界をも良い方向に転換する力に変えていけるのではないか、そんな”まなびそだち”を「ねこだま」で実現していきたいとの想いを、この場でラップアップさせていただく次第です。
ご一読いただきまして、ありがとうございました
それではみなさま、よいあけがたを!
