2025.12.12

ジリョク

-114-

本日もあけました!
連日、地震の話題が続く形になりましたが、とある7年も前のことを思い出しました。

▼SFショートショート
タイトル:メッセージ
あらすじ:猛威を振るい、甚大な被害をもたらす自然災害。人類の生活をより安全なものにするため、地球上に巻き起こる幾多の天変地異をなくすことに努める科学者達がいた。それぞれの立場で人類の平穏と地球の未来を案じ、対立する二人の教授。自然を「完全制御」するべきか、「一定受容」するべきか。地球に生かされている人間が考える科学や技術は、真に課題を解決し、生ける地球と人類の本当の意味での共生を実現できるのか?本当に救えるのは誰なのか?果たして、その答えは…。

これは、なにを隠そう2018年に私が生まれてはじめて書いたショートショートの内容です。当時、会社を離れて自分の道を歩もうと決心した時期のことでした。会社の請け負い”仕事”(社外の請け負いに、社内の請け負い…)ではない、真に自分がやるべきと思う”志事”や、純粋にやってみようと思うことも含めてなんでもチャレンジしようと考え、そのうちのひとつとしてショートショートだったり、こども -我が子も小さかった頃- 向けの絵本(文章も絵も)だったりを創作しました。そして、その頃に「旦(あけがた)」の社名も早々に決めたのでした。今思えば、自分自身のあけがたを迎える初動だったのですね。
ただ、会社からの再三再四の強い慰留があり、それまでの人生であまり迷うことはなかったのですが、当時は振り切って辞めるべきか一度残ってみるか、やや頭を悩ませました。
結論は「騙されたと思って、残ってみよう。”もう一度辞めるチャンスが増えただけ”だと思えば、やっぱり辞めようと思った時に改めて次こそ辞めれば良い。」と自分の中でスッキリ定まったのでした。そして、やはり結果は辞めることになりました。騙されたと思って予想通り見事「騙された」から。笑

まあ、一度見極めたものは基本的に覆ることがない性分のため、騙されるとわかっていて逆に自分自身を少し騙して(先の結論のような考えで遅かれ早かれこうなることはわかって)いたので、特段どうということもなく、もうこれ以上はムリ! と今度はすべてを振り払うようにスパッと辞めたのでした。それが昨年のことです。ですので、悩んだと言ってもポイントはただひとつ、「”今このタイミングで”辞めなかったことを後悔しないか」だけでした。もはや辞めるか辞めないかではなく、”いつ辞める=自分のやるべきことをはじめるべきか”だけだったんですね。そのリミットを迎えただけの話です。

昨日、一昨日の「地震」「救う」が奇しくも”ど真ん中”に置かれた内容の超短編小説をこんな昔に書いていたこととつながっていて、しかもそれをふと思い出したことに本当に驚きました。あらすじには書いていませんが、それこそノーベル賞のことも意識して「世界的権威である物理学賞と平和賞のダブル受賞という快挙を成し遂げ~」なんて一文も書いていたほどです。この2日間に書き綴ったこととあまりにもリンクしていて、無意識になのか奥深くにある自分の針路を示す自針が強い磁力を持って自らを衝き動かしているのではないかとさえ思えてきました。

そして思わず読み返して気づいたのですが、小説の中でキーとなっていたのは「磁力」だったんです!

これからを生きるこどもたちも、ぜひ存分に自身の羅針盤に向かって突き進んでいけるような自力を育んでほしいと願っています。

ご一読いただきまして、ありがとうございました

それではみなさま、よいあけがたを!

追記)
もしショートショートを読んでみたいと思われる奇特な方がいらっしゃれば、コンタクトフォームにお寄せくださいませ。(正直恥ずかしいので、それこそ思い悩みましたが…汗)