2025.12.04

どんなバナナ

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本日もあけました!
昨日紹介した「ゲームチェンジ」をかなえた当事者である、「ゲームチェンジャー」のお話です。

”私たちは、ありきたりな野球チームではありません。リスクを恐れず、チャンスを掴みます。ルールを柔軟に解釈し、時には曲げます。「こうあるべき」という常識に異議を唱えます。ファンを第一に考え、常に人々を楽しませます。”
-The Savannah Bananas HPより和訳・抜粋転載-

▼サバンナ・バナナズ
・アメリカ ジョージア州 サバンナを本拠地とする野球チームで、「バナナボール」という新たな野球を発明

バナナ色のユニフォームを纏い、野球の中で最も速くて最も面白いゲームをプレイ
・テイラー・スウィフト、モーガン・ウォーレン、マライア・キャリーなど、あらゆるアーティストの振り付けのダンスを試合ごとに披露
・毎試合、3-2-2というフォーメーション(3回表、2打者、2球目を意味)で試合に臨み、この試合中に行われるユニークな投球前のダンスは、TikTokで数億回以上再生されている
・壮大な得点セレブレーションで知られ、観客の間を駆け抜けたり、完全に振り付けされたダンスを披露したりと、得点後になにが起こるかはだれにもわからない

・世界で最も背の高い打者と投手は、身長10フィートある
・オーナーのジェシー・コールは黄色いタキシードをいつも着ている
・世界で唯一の踊る審判がいる
・世界で唯一のブレイクダンスを踊るファーストベースコーチがいる


昨日挙げた”バナナボール独自の11のルール”だけでも奇想天外に聞こえますが、それを生み出したチームのユニークさは突き抜けていますね。
アメリカにおける野球は100年を超える歴史あるスポーツとして「国民的娯楽(National Pastime)」と呼ばれてきましたが、そんな伝統あるメジャーリーグも今では長くて単調な「退屈」なゲームとしてファン離れも起こり、急ぎ改革を進めています。ですが、それに先立ちいち早く動いたサバンナバナナズの取り組みは、これまでの野球の既成概念に囚われない、異次元の革新的なものとなっています。ルールに留まらず、ファンと選手の関係性までも変えて一切の「退屈」を排除したことで、現在アメリカで最も人気があるチームと言われるほどの存在になったのです。
でも、ここに至るまでには幾多の困難に見舞われた、決して簡単ではない道のりがあったようです。

どんなバナナか、もっと知りたくなったと思いますので、明日もバナナを味わってみましょう。笑

ご一読いただきまして、ありがとうございました

それではみなさま、よいあけがたを!