2025.08.19
本当にあった「ねこだましい」な話 <其の弐>
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本日もあけました!
続・不思議な体験談です。
去る8月1日、私にとって記念すべき『ねこだま』オープンの日の出来事でした。
仕事でほぼ一日中パソコンの前にいるような日が続くと、さすがに運動不足が過ぎてしまうので、夕方遅めの時間帯などに時間を取れるときには、歩きに出て ‐道すがら時折走りながら- 運動するように気をつけています。
この日もまさにそんな一日となり、一区切りを迎えたこともあって、歩きに出かけました。基本的にいつも同じルートを辿ることにしていて、かれこれ一年ほど経ちますが、これまで道中ねこに出会うことはありませんでした。それが最近『ねこだま』という名称を決めた頃、道の真ん中で死んでるようにまったく動かないねこを見かけ、大丈夫かと気になって思わず近寄りかけた瞬間、むくっと起き上がってこちらを見てきたので、「さすがにくつろぎすぎやろっ!」と思わされたことがありました。そして、時を同じくして、道先を横切るねこを見かけるなど、これまで一切目撃することがなかったのが、この短期間のうちに(数えるほどではありますが)目にするようになったのでした。
そんな中、この日もいつも通り歩いていたところ、途中にある”猫の額”ほどの竹林を抜ける道に差し掛かった際、その竹林の中に、スフィンクスのような姿でこちらにお尻を向け、向こうを見ている「黒猫」に出くわしました。その時点で「ちょうど、ねこだまを開けた当日に、ロゴマークと同じ黒猫に出会うなんて、こんな偶然ある!?」と驚きました。そして、その道は復路も必ず通るルートだったため、帰りにもまだいると良いなと少し期待を抱きつつ、でもきっといなくなってしまっているだろうなと半ば諦めの気持ちにもなりながら、やや足早に歩きました。
いよいよ帰路で通りかかった際、やはり先ほどの場所からは姿を消していました。やっぱりそうだよなと残念な心持ちで歩みを進めていくと、先ほどよりもさらに奥まったところに黒い姿が見えたのです。「いた!」と嬉しくなって近くまで行ってみると、見覚えのある丸まった格好で寝ているのです。なんと『ねこだま』のロゴマークとまったく同じ向きに丸まっているではありませんか!?
往路のときに思った以上に「ちょうど、ねこだまを開放した当日にロゴマークと”まったく同じポーズの黒猫”に出会うなんて、こんな奇跡ある???」と信じられない気持ちになりました。なにせ後にも先にも(この日以降含めて)このルートで黒猫に会ったことは、未だこの一度キリですから。
それにしても、いつも運動のときには手ぶらで出かけるため、この時もスマホを持っておらず、写真に収められなかったのが残念で、本当に惜しいことをしました…。
この話は、当事者の私だからこその感想・感動であって、他の人にとっては取るに足らない、大して驚きもしない話に聞こえるかもしれませんが、近頃では外で猫に出くわすことなんてめっきり減って -昔のように、野良猫・野良犬を見かけること自体なくなって- いたので、急に”ねこづいてきた”ことも相まって、驚きとともに胸の高まる興奮を覚えるほどの出来事でした。
”ねこづいてきた”というのは、この8月1日より少し前のこと、前回記した”だるまさんがころんだ”ねこに出会ったという前触れがあったのです。
奇跡の黒猫とは、有難く遠目から拝んだ程度で特に触れ合うこともなく、向こうもこちらの様子をじっと見ていただけでしたが、さらにその後、8月16日のねことの戯れに恵まれたのです。
云わば”以心伝心”のように、猫心ならぬ”猫魂”を強く心に抱いていた自分は、きっと引き寄せの力でもって、出会うべくして一連の出会いに恵まれたのかもしれないと思わずにはいられませんでした。
本当に神がかったような体験で、自分にとっては「招き猫」のように福を運んできてくれているねこたちと感じざるを得ないほどの出来事でした。
「なぜこの上ないタイミングで」現れるのか、ねこのスピリチュアルで不思議な力に包まれた想いですが、これからも『ねこだましい』全開で突き進んでいこうと決意をあらたにしました。(笑)
『ねこだま』においても、こどもたちと一緒に「ねこ」にまつわるコンテンツなど、ぜひ取り上げて盛り上がりたいと考えている今日この頃です。
ご一読いただきまして、ありがとうございました
それではみなさま、よいあけがたを!