2025.06.20
(わたくし的あけがた話)
-2.5-
前回から続く3回目の話と思いきや、いきなり変なタイトルと付番ですみません!(2.5ってなんやねん!って感じですが、番外編の識別ということで間に挟ませていただます笑)
実は昨日、読売新聞社より発表がありまして、私、澤田がコピーライターとして携わった新聞広告が、第41回読売広告大賞 準グランプリならびに制作者賞を受賞しました!!!(8888)
選考委員講評を拝読したところ、座長の谷山 雅計さんより
「グランプリ審査は雪印メグミルクとタイガー魔法瓶の選択で近年にない接戦となり、審査委員の意見交換も活発に行われた。
(中略)
後者の新聞というメディアを「物」として扱う意外性もじつに見事なものだ。どちらが心に残るのか、人を動かせるのか。ジャッジはほんとうに微妙であり、個人的には両者が一等賞という判断でもよかったのではと感じている。」
との身に余るお言葉をいただき、光栄の至りです。非常に貴重な経験に恵まれ、感謝の気持ちでいっぱいです。
正直なところ、あと僅かのところで惜しかったなぁ…という一抹の悔しさもなくはないですが、両社一等賞に値するという講評に、むしろ背中を押される思いです♪(そして、雪印メグミルクの広告、純粋に素敵です!!グランプリ、おめでとうございます!!!)
ほかにも、箭内 道彦さん、森本 千絵さん、秋元 康さん、瀧本 幹也さん、河瀨 直美さん(順番は読売新聞社WEBサイトに準ずる)といった、名だたる選考委員の方々からもそれぞれに講評をいただいており、なんだか不思議な気分でもあります。
そして、株式会社旦(AKEGATA)のホームページ開設が6月18日、受賞発表が翌19日というタイミングに驚きました。読売新聞社WEBサイト上では、5月末に発表予定(変更可能性あり)との旨が記されていましたので、いつごろ正式発表されるのだろう(内定のご連絡は早々にいただいていましたので)と思っていたところ、なんとも奇遇というか絶妙というか、私にとってこの上ないタイミングで、びっくりうれしい格別の喜びです。ただ、気づいたのが今日だったので、一日タイムラグでの執筆となりましたが。笑
「あけがた」という社名に込めた想いは、自分自身にも大いに重なるテーマであります。旦を立ち上げたことは、ほかでもない私自身にとっての「あなたらしい あたらしいが あけるとき」を迎える挑戦といった強い意味合いもありました。気づけば約四半世紀もの間、社会人としてひとつの会社で働き、様々な経験を積み重ね、これまで培った力をもとに、より社会にとって、自分にとって、家族にとって、こどもにとって、なにか少しでも貢献できたり、成長できたり、感じてもらうことにつながれば~、という想いの中、それを実現する上で、まず誰よりも自分のこれからの人生を本当の意味で”あけていく”という心持ちで踏み出したのです。それが、今回受賞といったひとつの形になり、秘めた可能性があけひらく一歩を実現できた感覚です。
“人明開花の音がする”のは、もしかすると、自分自身のあらたな一面があけひらく、一番身近に聞こえていた兆しの音だったのかもしれません。最近よく思うことは、「人生、なにが起こるか分からない」。だからこそ、「人生は面白い」。分かっていること、目に見えていることなんて、たかが知れている。だから測定可能な”はかり知れる力”なんて、大したことはない。それよりも、測定不能な”はかり知れない力”こそが、計算できない爆発的なチカラになる。そう信じてやまない今日この頃です。(あ、この辺の話、日々綴っている内容と同じ視点なので、今後触れていきます)
今回の受賞も、タイガー魔法瓶株式会社とのご縁、そこでの人との出会いや商品・業務との巡り合わせ(それにちゃんと向き合った自分の取り組みも!)、そして今に至る自分のあたらしい挑戦。そのどれもが、当時全く想像もできなかったことでしたし、計算なんて到底できなかったことで、なにかが少しでも違っていたら、また全然違う状況になっていたと思うと、本当に心から有難いと思うと同時に「やっぱり人生は面白い!」と痛快な気分です。
みなさまにとって、それぞれに素晴らしいあけがたがあけますように。そして、ぜひそのお手伝いをさせていただき、ともにあけるときを迎えられるご縁に巡り合えることを楽しみにしています!
ご一読いただきまして、ありがとうございました。
それではみなさま、よいあけがたを!