2026.03.26

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本日もあけました!
「突然変異」といえば、猫。ニャンニャンニャンの日に観たテレビ番組で、驚きべき内容を知りました。

▼「イモヅル式に学ぼう! NHKラーニング サンシャイン池崎と学ぶ猫学」(2月22日再放送 Eテレ)より
なぜ猫にはいろいろな模様がある?
・その昔、家ネコが野生の動物だった時代、猫の柄は1つだった

元祖の柄は、キジトラ
・時代を追うごとに徐々に毛柄の種類が増加し、その数、今や60種類以上にも及ぶと言われている
・本来、動物は親の毛色が遺伝子で子どもに伝わるが、「色の突然変異」が起こった
・しかし、同じネコ科のライオンやトラは同じ柄なのに、なぜ猫だけいろいろな柄があるのか
・野生で猫が生きる場合、キジトラ柄は風景に溶け込む”擬態”の効果があり、生きるのに有利
・白や黒など目立つ色は生存上不利で野生では生き残れないが、人間にとっては特徴のある猫になるから大切に飼われる
・人間がいると守ってくれるから、どんな柄でも生きられる
・自然を離れ人間に飼われた結果、たくさんの柄の猫が生き残っている

結論、猫は「人間に飼われるようになって、いろいろな毛柄が生まれてきた」というのです。
これは大変興味深く、また皮肉な話にも感じました。

「飼い猫」と「人間の子」を簡単に対比してみると、それがわかると思います。
・猫は元来、単独行動をする生き物で、親猫とも飼い主の人間とも主従関係にならない
・極めて自律的で、逆にいつの間にか人間を従えてしまっているほど
・人間の子は、大人(親・先生等)との主従関係が強い
・それはまるで、飼い主との主従関係がはっきりした形で飼いならされている他律的な犬と似ている

人間の子は、大人によって一律の教育のもと育てられる中、徐々に均され個性を失いゆくのに対し、猫は人間の庇護のもと個性が様々開花している。ここに大きなヒントが隠されていると思うのです。

警察犬、盲導犬、介助犬、牧羊犬、災害救助犬等々、「使役犬」として多く活躍する犬に対し、「使役猫」は基本的にいません。そういう意味で、猫ははっきり言って、なんの役にも立たない(役に就かない)にも関わらず、人間の寵愛を受けているのです。
この無償の愛とも言うべき関係を、人間の親子に転用することができるのではないか。我が子を猫と接するのと同じような距離感、寛容度をもって、決して思い通りにならなくとも、その個々の性格や特性を優しい眼差しで愛でる心持ちで面白がって育てれば、とてつもなく”はかり知れない”力がそれぞれに花開く「人明開花」を叶えられるのではないか。

こども本来の柄を塗りつぶし、かき消すような教育はもうやめにして、こどもたちが堅く閉じ込められてしまった殻を破って、個性華やぐカラフルな社会にしたいものです。

ご一読いただきまして、ありがとうございました

それではみなさま、よいあけがたを!