2026.02.25
シカナイ
-160-
本日もあけました!
2月25日は「親に感謝の気持ちを伝える日」だそうです。
正直、親に感謝の気持ちを伝えるタイミングは人それぞれ。しかも、伝えること自体、周りから促されてするものではないので、そういう日を制定するのはどうなのかという突っ込みをしたくなってしまいますが、母の日、父の日、敬老の日、勤労感謝の日、はたまたバレンタインデーなどなど、人はきっかけを必要とする生き物であることも確かですね。
その点、今回自然な感謝の声をたくさん耳にすることのできた冬季オリンピックでした。過去最多の24個のメダルを獲得した日本代表は、特に若い選手の活躍が際立っていた印象でしたが、彼らの口からは申し合わせたかのように「感謝しかない」という言葉が次々と発せられていました。
ちなみに、「感謝しかない」に対して、日本語としての正しさ云々の指摘をネット上で多く見かけますが、言葉は生き物であり、今を生きる若者の超人的な進化とともにある言葉だと思えば、そう目くじらを立てるほどの話でもないような気がします。せっかくの感謝の気持ちに水を差すのもいかがなものかと思い、あえて反語表現風に理解してみると、「今この瞬間、心から溢れ出る素直な気持ちに、感謝以外なにがあるだろうか。否、感謝しかないだろう。」を省略して「感謝しかない」ということで。
そして、もうひとつ非常に感激したのが、海外の選手たちから「ヤバイッ!」「イチバンッ!」と称賛の声があがっていたシーンでした。なんでイタリアの会場で? と一瞬耳を疑うほどでしたが、実況でも海外の地で日本語が飛び交っているとの説明を聞いて、やはり応援に駆けつけている日本人以外の外国人の観客や選手たちの口を衝いて出た言葉だと知り、感動しました。かつて日本の選手は、雲の上の存在だった外国人選手への憧れを抱きながら励んでいたのが、今では逆に日本人選手がリスペクトされるようになったのですから、一昔前にはとても想像できなかった光景で、こういうあたらしい世界をつくってくれているのも今の若者たちなのだと感心しきりです。なにより、国籍や人種などボーダーレスに称え合い、高め合う選手たちには敬意しかないですね。
きっとこの世界を平和にできるのは、今の若者たちが見せてくれているような力しかないと感じています。その力とは、詰まるところ感謝と敬意しかないと思うのです。そして、だれかがだれかに感謝を伝える日は、”決められたこの日しかない”なんてことはないのですから、子が親に、親が子に、おとなもこどもも、だれもが互いに感謝と敬意をいつでも伝え合えたら素敵ですね。そうやって一緒に称え合い高め合っていく世界は、どうしたって素晴らしいものになるしかないと思いますから。
ご一読いただきまして、ありがとうございました
それではみなさま、よいあけがたを!
