2026.02.13
シメイ
-153-
本日もあけました!
普段、なにも気にせず使っている言葉について改めて聞かれると「そんなこと、全然考えたこともなかった…」なんて、結構ありますよね。
▼我が国における氏の制度の変遷(法務省HPより抜粋・引用)
・徳川時代:一般に,農民・町民には苗字=氏の使用は許されず。
・明治3年9月19日太政官布告:平民に氏の使用が許される。
・明治8年2月13日太政官布告:氏の使用が義務化される。※兵籍取調べの必要上,軍から要求されたものといわれる。
今日は、上記の布告日により「苗字制定記念日」ですが、初っ端からもう引っ掛かりまくりです。冒頭に「氏」とあり、「苗字」ときます。でも、「名字」とも書くし、「氏名」「姓名」「名前」とも言いますね。ひとつはっきりしているのは、現在の民法等の法律では「姓」や「苗(名)字」のことを「氏(うじ)」と呼んでいることです。
そこで、「苗字=氏」と書いてあることから、”氏=苗字=名字=姓”という等式が成り立つ…と思いきや、これが紐解いていくと本来はそれぞれ別物だったというのです。諸説ある(というか説も入り組んでいる)ようで、なんだか曖昧な感じもあるので、ここでは割愛します。笑
興味ある方には奥深~い話として面白いと思いますので、ぜひ実際に調べてみてください。
で、逆に浅~い話をすると、頻出する「名」の不安定なポジショニングの不可解なこと。「氏名」「姓名」という収まりに反し、「名字」「名前」といきなり前に出しゃばってもきます。特に気になるのは「名前」。この「前」の意味についても諸説あるようですが、それはさておき「上の名前は?」「下の名前は?」って、、、もう混乱の極みです。大体”上・下”って、そりゃ縦書きの上下でしょうけれど、横書きとか読みの場合も考慮すれば、先か後かの”前・後”だし、それこそ英語なら”First name” ”Last name”と言うから、日本語だとその逆の「名前(名先)」と「名後」とするべきか???
まあ、そんなこと生きていく上でちゃんと考えたこともないのが普通でしょうし、生きていく上で大勢に影響はないけれど、人間はほかの生き物と違って、わざわざ「氏名」を携えて人生を歩む以上、せめて”名は体を表す”の如く、その使命を果たす生き様については真剣に考えてみてもよさそうです。
ご一読いただきまして、ありがとうございました
それではみなさま、よいあけがたを!
