2026.01.22
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本日もあけました!
2007年(平成19年)の今日、東京国立博物館で“夜明けの儀式”が行われたそうです。
当時、ニュージーランドの先住民族「マオリ」の文化を紹介する展覧会「ニュージーランド国立博物館テ・パパ・トンガレワ名品展 マーオリ―楽園の神々―」の開催に合わせて、開催前日の”日が昇る前”午前6時から行われた儀式です。
▼ニュージーランド政府観光局運営の公式ウェブサイト(newzealand.com)より要約・引用
・ニュージーランドの暦でマオリのお正月を祝う特別な行事「マタリキ」(祝日)
・「マタリキ」と呼ばれる星団が”夜明け”の空に戻ってきたら、ゆく年来る年を見つめながら今この時を大切にして、新たな一年の計画を始める
※マラマタカ(マオリの太陰暦)では早朝の空に「マタリキ」の輝きが戻ってくると、1年が終わり、新しい年が始まる
・「マタリキ」の星々には農業や狩猟と密接に結びついてきた歴史があり、星がはっきりと明るく現れると豊穣の吉兆
・マタウランガ・マオリ(先祖代々の知識と知恵)を柱に、「追悼(前年のマタリキ以来、故人となった人々を偲ぶ)」「お祝い(今あるものに感謝を捧げるために集う)」「未来に目を向ける(新年の抱負を掲げる)」といった過ごし方をする
・5月下旬から7月上旬の冬の中頃に行われ、日付は部族や地理によって異なるが、2025年は6月19日から22日(6月20日が祝日)に行われた
・伝統的には、作物の収穫の後に行われ、人々はお供えや焚き火、宴会で先祖を称えつつ、お祝いをして人生を謳歌してきた
日本と季節が逆のニュージーランドでは、「マタリキ」の星団は真冬の早朝の空に現れますが、数百個の星からなるため、特に明るく輝いており、日本では「昴(すばる)」と呼ぶ星団のことなんだそうです。
観察するのに最適な時間は夜明け前とのことで、まさに「あけがた」の星!
2026年の「マタリキ」は7月10日ということですから、もし今年も後半に差し掛かった頃、気持ちをあらたにしたければ、夏の”あけがた”の空にオリオン座の三つ星を見つけ、そこから目線を北へ移していった先にある「昴(=マタリキ)」を拝んで、またあたらしい心持ちになれると良いかもしれないですね。
真冬のニュージーランドと同じ1つの空に向かって祈りでつながれば、真夏の日本でも神秘的で素敵なニューイヤーの瞬間を迎えられそうです。
ご一読いただきまして、ありがとうございました
それではみなさま、よいあけがたを!
