2025.12.02
妄想?
-106-
本日もあけました!
昨日の「黄金の3割理論」で改めて思ったことがあります。
以前に例示として取り上げた「左利き」について、昨今のスポーツの世界では、競技によって20-30%や50%以上もの割合を占めている、なんていう数字もあるようです。
もちろん、競技によっての有利・不利や右利きとの相性も含めて色々あるとは思いますが、それでも社会において僅か10%前後と言われる母数でこれだけの活躍ぶりを示す数字は、目を見張るものがあります。その背景として考えられるのは、「左利き選手として経験を積んだ指導者」が増えているということです。即ち、活躍する選手が増えれば増えるほど、後の指導者も増えることにつながる好循環が生まれていると推察されます。左利き選手のロールモデルが増え、その経験を活かした指導が充実してくるというポジティブサイクルが回りはじめるわけです。
これを重ねてみると、社会で活躍する「不登校経験者=登校外出身者」によって、その経験を活かした学校外のまなびの可能性や後押しの機会・環境が増えるということが充分あり得ると想像できます。
たとえば、「登校外出身者」が独自の力を引き出し伸ばす豊かな”まなびそだち”によって、起業やあたらしい職業の創出といった、「登校出身者」の優秀さをはるかに凌ぐパフォーマンスが発揮されることは決して非現実的ではないと思えて仕方ありません。
祇園精舍の鐘の声、諸行無常の響あり。
娑羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。
驕れる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。
猛き者もつひにはほろびぬ、ひとへに風の前の塵に同じ。
いつの時代も必ず”ゲームチェンジ”は起こるものです。いくら「そんなの妄想だ!」と突っぱねようと、もうそうとも言い切れない、あたらしい日の訪れの足音が確実に迫ってきている…と感じられないでしょうか。
ご一読いただきまして、ありがとうございました
それではみなさま、よいあけがたを!
