2025.11.28
活かす
-104-
本日もあけました!
「少数派」「マイノリティ」が「多数派」「マジョリティ」へ転じることについて、以下のような想像をよくしてしまいます。
▼キャズム理論
1991 年にアメリカのマーケティング・コンサルタント、ジェフリー・A・ムーア氏により提言された理論。特に技術進化が激しい(利用者の行動様式に変化を強いる)ハイテク業界の新たな製品が市場に普及する上で超える必要のある「溝」について説いたもの。具体的には、エベレット・M・ロジャース教授のイノベーター理論における「アーリーアダプターが商品・サービスの普及の鍵を握る」説に対して、「イノベーター」「アーリーアダプター」(初期市場)と「アーリーマジョリティ」「レイトマジョリティ」「ラガード」(メインストリーム市場)の間に「キャズム」(大きな深い溝)が存在し、これを乗り超えられなければ、新製品はメインストリーム市場で普及することなく初期市場で消えゆく運命を辿ると唱えたものです。
不登校生を、学校ではない”あたらしいまなび”の先駆者と置いた場合、現在の割合は「イノベーター」を超えて「アーリーアダプター」へ差し掛かっている状態です。この数がさらに増え続けて(実際12年連続‼)、もし小中学生全体の16%を超えて「アーリーマジョリティ」に達せば、そこからは「レイトマジョリティ」「ラガード」にまで一気にその”あたらしい価値転換・学習様式”が浸透することになるのでしょう。
不登校生が自らの好きや得意で突き抜けていく姿は、まさに「革新者」そのものであり、そのような活躍が注目され、広がりを見せるようになれば、旧来型の学校教育や学力、偏差値を善しとして信じ続けてきた層が慌てふためき後追いしはじめる逆転現象が起こる…なんて、現実離れした非常に馬鹿げた話に聞こえるでしょうか。
不登校出身者が、その不登校経験を活かした先駆的取り組みで、これまでの常識や枠組みを吹き飛ばすイカした社会をつくってくれるといった”夢物語”のような将来像は、あながちあり得ないとも言い切れないのでは?
ご一読いただきまして、ありがとうございました
それではみなさま、よいあけがたを!
