2025.06.19
こどもの10年後
‐2-
今日という一日も、あけました!
前回、人の可能性をあけひらきたい、そんな想いから綴りはじめましたが、特に強い想いを抱いているのは、これからを生きるこどもたちの将来のこと。こどもの10年後を見据えた時に、本当に必要な学びや成長とは?それは、間違いなく大人にとっても、あるいは企業の将来にとっても大きく関わりのある非常に大事な観点のはずです。
「これまでの常識や定式とされてきたことは・・・」という第一回の話に続けますと、まさに目まぐるしく様変わりしつつある現代社会において、仕事の在り方・働き方・学び方・生き方、そのすべてにおいて、これまでの価値観や役に立つ力が転換しはじめています。「VUCA」だの「こたえのない時代」だのと言われる中、大人自身、先行きが見えない状況に見舞われているのも事実だと思います。即ち、これまでの常識や定式は通用しないどころか、そんなものは幻想であり、そもそも存在しないなんてことはないでしょうか???
文明は開化した。人間社会も成長・成熟してきた。同時に、あらゆることが変化した。つまるところ、人間自身は開花したのか?
と、ここで、まさに”文明の利器”を使って、「文明開化の音がした」頃について、調べてみました。
▼AI“Gemini”による概要
「文明開化の音がする」は、明治初期の日本で流行した文句で、文明開化の象徴として知られています。特に、散髪(散切り頭)を叩くと文明開化の音がすると言われ、当時の流行歌や俗謡に歌われました。広辞苑には、散切りとは「髪を剃りもせず結びもせず切り下げたままにしておくこと」と定義されており、明治初年に流行した西洋風の髪型として文明開化の象徴とされたと説明されています。
・・・と即答するAIって本当に凄いですよね?!(それは一旦置いておくとして~)
“明治初期”とありますが、文部科学省のHPによると、明治19年(1886年)に小学校令により「義務教育」の文言が初めて登場。昭和22年(1947年)教育基本法・学校教育法により、現在に至る義務教育9年(小学校6年、中学校3年)が規定されたとあります。
今の形態になった時点から数えても80年近く経つ義務教育(小中学校)における、こどもたちの成長環境はといえば、少子化による過去最少の児童生徒数にもかかわらず、過去最多の不登校児童生徒数という状況にあります。
私自身、子を持つ親ではありますが、もはや自分のこどもが不登校であるとかないとか、もっと言うと、こどもがいるとかいないとかでもなく、決して他人事ではない、見過ごしてはならない、とても大きな問題を孕んでいる異常事態と憂慮しています。
次回以降も、こどものこれからを見つめる視点で、書き進めてまいります。
ご一読いただきまして、ありがとうございました。
それではみなさま、よいあけがたを!