2026.06.08
生き切る
-209-
本日もあけました!
「タツキ先生は甘すぎる!」第9話を観ました。
タツキの元妻・藤永優(演じる比嘉愛未さん)は、三雲教授の提案により、自宅で暴れる蒼空から距離を置くため、一旦ユカナイに身を寄せることになりました。さらに教授の勧めで、タツキと優は“シェアリング”を試みることになります。2人が家族の記憶の品々を見ながら、共通の思い出の品を通じてお互いの思いを共有しあうもので、家族のこれまでの歩みを振り返ることによって壊れかけた関係を修復し絆を取り戻すヒントを見出す共同作業です。
これはとても大切なことだと感じました。というのは、埋もれた”過去”を掘り起こすことで重要なことに気づけるのであれば、たとえ今更ながらだとしても、ずっと気づけずに一生埋もれたままであるよりは余程良いはずだからです。
でも、それ以上に『大事なことは常に目の前の”今、現在”にある』という強烈なメッセージだと感じました。つまり、”今、現在”を見過ごしたことが次々と”過去”となって積み重なり、いつしか遠い昔の出来事として埋もれていってしまったのです。今、目の前にいるこども自身と向き合い、ちゃんと見つめていれば、なにもわざわざ”過去”を振り返り、掘り起こす必要なんてなかったわけです。
過去の記憶をシェアリングする以前に『今というかけがえのない、この瞬間をシェアリングする』こと。これこそが最も大事なことなのでしょう。
優が涙ながらに口にした言葉。
「どこで掛け違ったんだろうね」
どこかで掛け違ったのではなく、”今、現在”をおざなりにしてしまった結果、その時には気づかない僅かなズレが負のエネルギーとして溜まっていき、やがて大きな歪になってしまったというのが本当のところではないか。地震のプレートのように少しずつ少しずつ歪が蓄積した結果、家族の絆を崩壊しかねない激震となって出現し、甚大な亀裂が入ってしまったのだと思います。
あの名言と同じく、「いつを生きてるの?」「今でしょう!!」。
過去も未来も生きることなんてできない。できるのは、今この瞬間を生きることだけ。
そもそも、あしたが絶対あるなんて、だれにも保証はないわけですから、生きてることを当たり前なんて思っちゃいけない。
有難いこの瞬間の連続を逃さぬよう、「ちゃんと、今を生き切る。」
そうしないと逆に息切れしちゃうよ。
それではみなさま、よいあけがたを!
